トロプリ第2話のAパートです。
ちなみに第1話のAパートはこちらから→第1話Aパート
Bパートはこちらからどうぞ。→第1話Bパート
アクアポット内。
人魚のローラのお部屋。
伝説の戦士プリキュア。
とりあえず一人目のまなつを発見ですが、
パクトはあと3つ。
つまりあと3人のプリキュアがどこかにいることに。
そこにまなつの声。
見上げるとまなつの目。
中はそんなふうになってるんだあ、と感服。
便利なアクアポットは女王からもらったもの。
自分はすっごく信頼されてるからと鼻高々。
あともうひとつ。
オーシャンプリズムミラーも。
女王候補に近いそうだ。
女王になるのがローラの夢。
素晴らしき野望。
早くしないと遅刻するわよー。というママの声にお返事まなつ。
帰ったらゆっくり話そう。
まなつは学校へ登校するのだ。
今日は入学式。
はなしの流れで、自分の夢も語るまなつ。
都会の学校へ通って…、
でもって!放課後は楽しい部活!
…まだ何部かは決まってないので、ひとまず思いつく限り。
ぽわわわ~ん。
あ、ローラのことは学校やみんなには内緒の方がいいんでしょ?
それは当然のこと。
女王から託された極秘のミッションであり、
それを遂行するためには、
「じゃあ、いってきまーす!」
まなつは出かけた。
「いってらっしゃ~い☆」
「…てっ! 聞きなさいよ!!!」
前途は多難である。
あおぞら中学校。
担任の桜川咲。
順番に自己紹介という段にになったところで、真っ先に手をあげるまなつ。
夏海まなつです!
南乃島からあおぞら市に来たばかりです。
中学に入ったら、部活を目いっぱい楽しみたいです!!!
友達もたくさん作って…、
「思いっきり!トロピカろうと思います!!!」
トロピカるという謎ワードにかたまる面々。
あれ?
トロピカりそこねた?
とりあえず拍手だ。
まなつの前の席の子がかわいく微笑むと、
よろしくね。とあいさつしてきた。
おお、よく見たら、
昨日のコスメショップで遭遇した子。
続いての自己紹介。
涼村(すずむら)さんごです。
おしゃれとコスメが大好きです。
よろしくお願いします。
にこ
放課後。
たった一度の出会いで覚えてくれてたことを喜ぶさんご。
感激しまくりの最中だったので、とくに印象に残っていたよう。
あの時は緊張していたので、つい去ってしまっただけなのさ。
ねえ、それより部活は決めた?
わたしはやりたいことがありすぎて!
どの部にするか悩んじゃう~!
さんごは~…、
さんごって呼んでもいいよね?
うん。もちろん。
コスメ部とかあればいいのにね。
あ、でも中学にあるのかな?
その後、
明日には部活のオリエンテーションがあるので、
それで各部の紹介を見てから決めることにした。ひとりでコスメショップに入れるさんごを凄い!と感激なまなつだが、
実はさんごは、その店を営業している人の娘なのだ。
ぅええええええええ!!!
てなわけで、コスメショップ「プリティホリック」に来た。
うわぁ~!!トロピカってるぅ~!!!
「トロピカってるぅ~」
「トロピカってるぅ~!」
感動しまくってる中、うしろから誰かが。
「あら。おかえり、さんご」
お美しい女性が現れた。
どうやら、この人がさんごの母親で、このお店の店長のようだ。
「夏海まなつです!」
「よろしくお願いしま~す!」
押されてるさんごを横目に輝きながら質問するまなつ。
「お母さんのお名前は~?」
涼村みゆき。
まなつの面白さにすっかり気に入ったもよう。
一方、まなつのお部屋。
ローラはぷんすかしてた。
「おそい。なにやってるのよ、まなつ!」
で、夕方。
まなつ帰宅。
ローラの様子を見ようとアクアポットを覗いてみると、
いなかった。
ふと、床を見ると、
なにか、水でぬれてる。
ぬれた後を追ってみると、
ローラが風呂に入っていた。
だって、まなつ帰ってこないからたいくつだったし。
ごめん!ちょっと寄り道してた。
ともだちの家がコスメショップだったの!
涼村さんごちゃんって言ってね、
すごくおしゃれで、かわいい子~。
「…」
「そのこ、プリキュアになれそう?」
「わかんないけど~、なんか見てて癒される感じ?」
だって、すんごくかわいいんだもん。
ふくれるローラ。
母が帰ってきた。
はやくポットの中に入って!!
やだ。
もうちょっとここにいる。
お母さんに見つかっちゃうよ~!!!
もっといいところに連れてってあげるから!!!と説得。
ぶくぶくぶく
渋々了承。
連れて来たのは水族館。
今は水族館では使われていないプールだった。
ここならだれも来ないしそれなりに泳げる。
人魚の国ってどんなところなの?
なんとなしに聞いてみる。
深海にひっそりとある小さな国。
「グランオーシャン」
人魚と海の妖精が住むところ。
とっても楽しいところ。
ローラの話を聞いて、自分も行ってみたくなったまなつ。
いいよ。今度一緒に行く?
でもその前に。
あとまわしの魔女を倒してからね。
あとまわしの魔女は人間たちからやる気パワーを奪っている。
それを阻止しないとならない。
なんでやる気パワーを奪うの?
さあ?やる気があるのが気に食わないんじゃない?
とにかくここでがんばって、プリキュアを見つけて、
女王様に気に入られて!
勢いよくジャンプするローラ。
次期女王になるって、私の夢をかなえるの!
ザパーン!
ゆめ…
やりたいことなら私にもあるよ! と、まなつ。
今朝話してたブカツってやつ?
そう!友達たくさん作って楽しい中学生活!
そ、そんなことより!
せっかくプリキュアになれたんだから、カッコよく世界を救おうよ!
ローラはプリキュアにならないの?
人魚はプリキュアになれないそうだ。
なんで自分はなれたんだろう。とまなつ。
女王の言葉を思い出し、
人魚と人間の心が通じ合ったからだよ!
私達ふたりのトロピカった、熱い友情のおかげだね!!
「そうか!このリップも友情パワーでトロピカルチェンジしたんだ!!」
「かもね!」
翌朝。
「寝坊したああああ!!!」
大急ぎで支度するまなつ。
朝食着替え準備。
すべて万端!
そこへローラも学校に行きたいという。
もしかして、部活をやりたくなった?
そうじゃなくて、プリキュア候補を見つけるためだそうだ。
でも見つかる可能性がある。
「なんで~?行きたい!行きたい!!」
折れたので連れていくことにした。
そのかわりポットから出ちゃだめだよ?
「もちろん。わかってるって!」
というわけで、学校。
まなつのカバン越しから選別中のローラ。
あの子は強そうね。でもちょっとキュートさに欠けるかな。
あっちの子は。
まあまあかわいいけど、イマイチ個性がない感じ。
まなつはどう思うか意見を求めるも、
さんごと出会ったので話すのに夢中になってしまった。
「聞いてないし」
不機嫌になるローラ。
授業。
まなつも授業を…、
ね、寝てる!
したたかおでこを打った!
そして、ローラは。
はやくも学校に飽きはじめていたのだった。
一方その頃。
悪の拠点、あとまわしの魔女の城。
部下のチョンギーレがかったるそうにしていた。
そこへ執事のバトラーがあとまわしの魔女の食事は支度できたかと催促。
チョンギーレはシェフなのだ。
そこできてんだろ。
あとまわしの魔女は食べるのも後回しにすることを予見して、
どんなに時間が経過しても麺がのびないという、すごいラーメンを作っていた。
これはとてもおいしそうだ!
で、人間たちのやる気パワーの方はどうしました?
また自分が行く羽目になって、ますますかったるくなるチョンギーレであった。
Bパートに続きます。
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