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今回はトオルと家族の絆が主軸となるおはなし。

なお、前回はこちらからどうぞ。 →第44話


























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ブラックスター6番手の円盤生物「ブリザード」が地球へ飛来してきた。
今回の目的は円盤生物を研究する科学者の暗殺である。


























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すでに5回も円盤生物に襲撃されていることから、
仁科博士をリーダーに科学者たちが対策を練っていたが、具体的な打開策を出せないでいた。

しかしブラック指令はそれらの研究を嫌って、彼らの暗殺を企てていたのである。



























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ブリザードが飛来した振動で目が覚めた、おおとりゲン達は円盤生物の到来を直感。
夜中だが調査に出向く。円盤生物を憎むトオルも同行した。


























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途中、フランス人形を手にした少女と出会う二人。

























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なぜこんな時間に少女が?と疑問視するが、円盤を発見したのでそちらを追跡した。



























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だが、追い損ねて逃してしまう。
円盤生物ブリザードは、湖底へと身を潜めた。




























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あの少女が怪しいと思うゲン。
トオルは別の感想を抱いていた。

「妹のカオルと同じくらいの年齢だったね。」・・・と。

トオルの妹のカオルは円盤生物シルバーブルーメの襲撃で命を落としていたのだ。


























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帰途で悲鳴を聞いた二人が駆けつけると男が凍結されて殺されていた。
それは円盤生物の研究チームのひとりだった。






















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他にも同様に科学者だけが次々と暗殺されていたのだった。
























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翌日。河原を歩いていたトオルの目の前にフランス人形が落ちてきた。
拾い上げると何やら騒ぎが。
























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夕べの少女が子供たちにいじめられていたところだった。

























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少女をかばうトオル。毒気が抜かれたいじめっ子たちは去っていく。




























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助け起こし、人形を少女に返す。


























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どこから来たのかも何も語ろうとしない少女に対し、あれこれと話しかけるトオル。
トオルは少女に亡き妹のカオルの面影を重ねていた。

自分の名をトオルだと語り、少女の名前を聞く。

「マユコ」

とだけ名乗った。


























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きっとどこか遠いところから来た迷子なのだろう。
そう思ったトオルはゲン達が助けてくれるだろうと思い、美山家に連れていく。

























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美山家玄関前。ゲンを呼びに家の中に入ったトオル。
入れ違いに人形からブラック指令からの命令がマユコに伝達された。

マユコは科学者を暗殺するために派遣されていたのだ。


























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ゲンの姿を見て逃げるマユコ。ブラックスターの手の者だと直感したゲン。
問い詰めるゲンの前にトオルが立ちはだかった。
そしてマユコはいずこかへと去っていった。




















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マユコに疑いを向けるゲン。必死に否定するトオル。
かばいたいトオルの気持ちもわかるが、疑いを払拭できない。



















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次の日。
調査に出かけるゲン。
トオルはあくまでも迷子のマユコのために行くだけだと突っぱねる。

























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円盤生物研究チームのリーダー仁科博士の邸宅を訪れた二人。
警護をしている警察官に話を聞く。
とくに不審なことはないという。

フランス人形を抱えた少女が来ただけだと・・・。





















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胸騒ぎがしたゲンだったが時すでに遅く、仁科博士は暗殺されたあとだった。
これでブラックスター研究の科学者達は全滅してしまった。





















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ゲンとトオルの前にあのマユコが手にしていたフランス人形が舞い降りてきた。
人形は口から凍結ガスを噴射してきた!






















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あの人形がブラックスターの手先だった。マユコは人形に操られていただけだったんだ。
そうトオルは自分に言い聞かせるように叫ぶ。

人形はふたりに迫る!

























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そこへマユコが現れ、人形を手にする。
そしてマユコは人形を操作し、ゲンに向かって襲い掛かってきた!



























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ゲンの危機にトオルが間に立つ。
するとマユコはトオルに対して攻撃をためらった。




















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だが人形からブラック指令の攻撃命令が発せられると、マユコはトオルをも攻撃しようとする。
そこへゲンが飛び掛かりマユコから人形を奪う。


























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ゲンは地面に人形を叩きつけると、マユコはそれを拾い逃げ出した。





























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逃げるマユコ。

運悪くさっきの警官が凍結されて殺害されてしまう。

追うゲン。
































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マユコはブリザードの名を叫ぶと、湖に潜伏していた円盤生物ブリザードが出現。



























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追ってきたトオルに一瞬振り返ったマユコだったが、


























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ブリザードはマユコと人形を回収すると、生物体へと変貌した。

























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ブリザードは腹の噴射孔から凍結ガスを噴射した。
万物を凍らせ砕いてしまう!

























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トオルとはぐれたゲンはウルトラマンレオに変身する。































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早速レオは自分の体を対冷凍用に皮膚を変化させて攻撃を受けた。
トオルを守り逃がすためである。

























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トオルを無事に逃がしたのを確認したレオは凍結でできた氷柱を手に投げつけた!
すると氷柱はブリザードの凍結ガス噴射孔に刺さり、噴射孔を塞いだ。
























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ところがブリザードは体を裏返すと、表とまったく同じ姿の二面生物。
そしてなんと、裏側のブリザードは炎を噴射してきたのだ!

これにはさすがのレオも怯んだ。























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しかしすぐさまウルトラショットで反撃し、大ダメージを与えた。























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形勢が不利になったブリザードは円盤になって逃走。























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湖底に潜り、炎上させて籠城する。

























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レオは万能アイテム「ウルトラマント」を取り出すと、消火した。

























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たまらず宙へと逃げ出すブリザードに、とどめのハンドビームを浴びせ、
ブリザードは爆散した。



























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それは同時に、マユコも死んだことを意味していた。
































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あとに残されていたのは、機能が完全に停止したフランス人形だけだった。
トオルはそれを拾い上げ、汚れを拭う。



























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涙を流しながら「青い眼の人形」の歌の一節を口ずさむトオル。

わたしは言葉が わからない
迷子になったら なんとしょう























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そこへ美山咲子がやって来て、続きを歌う。


優しい日本の嬢ちゃんよ
仲良く 遊んでやっとくれ
仲良く 遊んでやっとくれ





















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咲子に抱きつくトオル。
咲子は優しくあたたかくトオルを包み込む。






















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号泣するトオル。悲しい時つらい時は思いっきり泣いていいのよ。と母のようにトオルを抱擁する咲子。
トオルにはもう血の繋がった家族はいない。
しかし、今は美山家という新たな家族がいる。





















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今回の一件でトオルは深く傷ついた。
ゲンは改めてブラックスター根絶を誓う。





















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そんなゲンたちをあざ笑うかのように、次の円盤生物「ハングラー」が地球へと向かっていった。
果てしなく続く円盤生物との戦いは続く。








というわけで、トオルの心が揺さぶられる回でした。
円盤生物シリーズはトオルの成長録でもあるので、重要な話ともなるモノでした。

結局、マユコの正体は一切不明のまま終えてしまいました。
彼女はブリザードの分身体だったのか? トオルの言う洗脳された地球人だったのか?
そもそも最初から存在していない「まぼろし」だったのか?


謎のままではありましたが、トオルと家族の絆を改めて浮き彫りにし、
深く印象付けた重要な役割を果たした少女だったのは確かです。

円盤生物シリーズも中盤に差し掛かろうとしています。
ゲンやトオルがこれからどうなっていくのか、最終回まで見逃せません!



次の第46話はこちらへ。→ 第46話


では、またです。
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