今回のお話は、規模が大きすぎる怪獣の脅威です。(;・`ω・´)
その日、東京地方は皆既日食が訪れていた。
郷秀樹と丘ユリ子隊員の二人は、屋上で日食ショーを楽しんでいた。
と、そこへ声をかける謎の女性が。「MATは対策を取った方がいい。」と郷たちに予告する。
「星が消える。」という意味深なことを告げる女性。指差す方角の北斗七星の一部が消失したというのだ。
確認しようとするが、日食が終わって元の明るさに戻ったために確かめられず、女性も姿を消していた。
次郎君、ならびに恋人のアキのところへ遊びに坂田家へ来ていた郷。
坂田健から北斗七星が消えたとふれまわる女性がいることを聞く。
あの女性のことにちがいない。
さっそく、その夜、天体を観に行くことにした。
夜空を望遠鏡で観る人達。やがて騒ぎになっていく。
見えるはずの北斗七星の一部が見えなくなっていたのだ。あの女性の言うことは正しかったのである。
その時、かに座の方角から流星が接近し、近くに落下した。
ひとまず、お開きにして全員を帰宅させる郷たち。
MATは、星消失と流星落下との因果関係を調べるため、郷を落下地点へと向かわせた。
落下地点では、カニの怪獣「ザニカ」が出現し、暴れまくっていた。流星の正体はこの怪獣だった。
早速、郷は本部に連絡。MATは出動する!
その一方で、丘隊員はあの予告をした女性を探すため、街中にいた。
何とか探し出し、女声の部屋を訪問する丘隊員。彼女は星占い師だった。
北斗七星は消失し、次はカニ座の星々も飲み込まれるという。
巨大な暗黒でできた「何か」が星を飲み込んでいき、無限に成長していくというのだ!
やがてその巨大な「何か」は地球に接近する!!! 女性はそう喚きながら失神してしまう。
MATの攻撃で損傷し、採取したカニ怪獣の爪を分析した結果と、
丘隊員が星占い師から聞いた情報をあわせ、ひとつの結論を導き出す。
宇宙空間を彷徨う巨大な暗黒怪獣「バキューモン」は、星を主食として次々と飲み込んでいく。
北斗七星もカニ座も飲み込み、無限に膨張させながら地球へと接近しつつあった。
あのカニ怪獣は、そんなバキューモンの脅威から逃げてきただけだったのだ。
かに座の星が飲み込まれるたびに弱り、苦しみ悶えながら暴れていたのだ。
宇宙研究所は、既にバキューモンのことは把握していた。
このままいけば地球はあと12時間で飲み込まれ、人類は確実に滅亡する。
なぜなら、バキューモンの体内は、凄まじい質量の圧力で満ちていて、
地球を角砂糖1個分にまで圧縮する力をもっているからだ。
打つ手なしと諦めている所長は、この脅威を発表する気はまったくなかった。
どうせ滅びるなら、何も知らないままの方が幸せだろう。と。
だがMATは諦めず、打開策を模索していた。
ひとまず暴れるカニ怪獣を鎮めようとするが、反撃を受けてマットアローがやられてしまう。><
尚も地上から攻撃するが、びくともしない。
郷も合流して戦うが、思いっきり襲われて大ピンチ!!
ピンチになったので、ウルトラマンに変身。
カニ怪獣「ザニカ」は硬い殻に覆われている。ひとまずウルトラブレスレットを取り出す。(・`ω・´)
ハサミを切断!
ザニカは完全に戦意を喪失したが、ウルトラマンはトドメをささずに、宇宙へと飛び立つ。
なぜ倒していかないのか?という疑問に丘隊員はバキューモンを倒しに行ったのでは。と推察。
カニ座の怪獣はバキューモンから逃げてきただけなのだから、その大元を絶たねばならない!
バキューモンの体内に潜入するウルトラマン。
しかし、体内は地球を角砂糖1個分にしてしまうほどの圧力が働いていた。大苦戦のウルトラマン。
何とか耐え抜きながら、ウルトラブレスレットをウルトラランスに変形。
フェンシングの要領で、バキューモンの体中を突きまくり、無数の穴をあけた!
すると、バキューモンに飲み込まれた全ての星々が体外へと出されていき、バキューモンはしぼんでいく。
そして、バキューモンは完全に死滅した。
それに呼応するかのように、あの女性はすっかり持ち直して元気になった。(^-^)/
ザニカもウルトラマンに礼を言うかのようにおじぎをすると、かに座へと帰っていった。
バキューモンは滅び去り、奪われた星々は元に戻り、北斗七星もカニ座も美しく輝く。
星座が元に戻ったので、アキもホッと一安心。
恋人の郷と天体観測を楽しむのだった☆
というわけで、星を食料として飲み込んでしまうという、宇宙規模に巨大な存在のおはなしでした。
体内という描写があったので、あれでも生き物ということになるのでしょうから、
怪獣の概念というのは、途方もないですね。
星々を吸収するということで、ブラックホールみたいな怪獣でありました。
無限に成長し果てしなく大きくなるさまは、風船怪獣バルンガをほうふつとさせますね。
あちらは無敵そのものでしたので、こちらは倒すことができて良かったです。
では、またです。
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