今回、ご紹介の東宝特撮映画は、1958年(昭和33年)6月24日に公開された、「美女と液体人間」です。

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後の「電送人間」、「ガス人間第一号」へと続く、変身人間シリーズの第一作です。
比較的、大人向けに制作されたサイコスリラーなので、随所に残虐や大人的な表現があったりします。


















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小雨が降りしきる東京の下町で、ギャングが失踪する事件が発生した。
その男は、まるで溶けてなくなってしまったかのように、こつ然と姿を消す。
















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そのころ、警視庁は麻薬密売事件の捜査を行っていた。
ギャング団に目をつけ、証言を得ようと、ある女に接近する。















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それはキャバレーの歌手・千加子だった。千加子はギャングの愛人だったのだ。

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ギャングのボスも執心する中、警察との攻防戦が展開する。だが双方に、もうひとつの脅威が迫りつつあった。
















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大学教授の政田は、東京中で発生する人が消える怪奇な事件には、
核実験の影響で誕生した「液体人間」が関与してることを、友人の警視庁捜査一課の課長・富永に告げる。


















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最初は話も聞かなかった富永達だったが、次々と起きる怪奇現象と、実際に出現した液体人間の暗躍に、
ことの重大さを痛感する。













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液体人間は栄養素を得るため、人間を襲う。襲われた人間もまた液体人間となってしまうのだ。
やがてその魔手は、重要な証人である千加子にも及ぼうとしていた。
















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ついに液体人間をせん滅するための作戦へとかかる面々。
それは、液体人間をすべて地下に閉じ込め、完全に焼却しようというのだ。














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終盤。炎に包まれる液体人間。断末魔の中で、彼らは朽ち果てていく。














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液体人間を焼き尽くし、人類への脅威は去った。だが果たして平穏は本当に訪れたのだろうか。
放射線の突然変異で液体人間が誕生した以上、死の脅威は完全に去ったわけではないのだ。(・`ω・´)



などという恐ろしい余韻を残して幕です。





液体人間の描写に特撮技術がふんだんに使われています。
人が溶けていくさまはホラーチックで、怖いですよ~。><






では、またです。
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