「機動戦士Zガンダム」、「機動戦士ガンダムZZ」、ならびに、
劇場作品「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に登場した、巨大隕石基地「アクシズ」を紹介します。

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今回は、組織としての「アクシズ」より、質量兵器としての「アクシズ」に重点をしぼって、紹介しますです。





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アクシズは、ジオンの残党組織で、ザビ家最後の生き残り「ミネバ・ラオ・ザビ」を王女とする組織です。



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Zガンダム登場時のミネバは、若干8歳。かつてのドズル・ザビの娘で、ザビ家再興の象徴として祭られます。





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ミネバの代理として、ハマーン・カーンが摂政になり、事実上のトップとして動いているのがアクシズであります。






















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一年戦争終結後に生き延びたジオンの残党は、火星と木星の間にある、小惑星群に逃げのび、
隕石というダミーで、連邦政府から逃れ隠匿する日々を過ごしました。
ここにシャアも身を寄せ、ミネバと、そしてハマーンと出会います。
ここでシャアはハマーンと恋愛関係になりますが、それはまたの機会で。(^_^;)


















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丸い衛星部分が、居住区の「モウサ」。三角錐の集合体が巨大隕石のアクシズ本体となります。
通常は、ここで資源採掘などを行い、生活の糧にしていました。

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アクシズ内部にもちゃんと居住区があり、ごく日常的な空間も広がってはいます。
しかし、戦争という時代は、そうした安泰も許さなくなってきます。






















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来たる軍事衝突に備え、アクシズは「核パルスエンジン」を搭載。自己推進で移動もできるようになり、
これでアクシズ本体を、コロニー落とし並の質量兵器として、戦略兵器にも使われました。











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最初に使用されたのは、ティターンズに対してでした。
ティターンズ総帥ジャミトフとの交渉決裂に対する報復として、ティターンズの宇宙における拠点、
「ゼダンの門」(旧ア・バオア・クー)に衝突。一瞬にして破壊します。




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次に、コロニーレーザー「グリプス2」を奪ったエゥーゴへの報復として、
エゥーゴの拠点である月面都市「グラナダ」壊滅のために、アクシズを降下させました。





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しかし、これはコロニーレーザー照射で軌道を変えさせ、
グラナダ落下を防いだため、失敗に終わります。






























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時代は流れて、ZZの時代。アクシズは「ネオ・ジオン」と名称を改め、地球圏の存亡を賭けた戦いへ。
しかし、グレミー・トトが内乱を起こし、アクシズが奪われてしまいます。


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グレミーはハマーンの拠点のコロニー「コア3」(サイド3)を滅ぼすべく、
居住区のモウサを切り離して、そのモウサをぶつけるという作戦に。
これはハマーン艦隊の迎撃で阻止されますが、グレミーはアクシズ本体という切り札を持っていました。






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グレミーはジュドー達との戦いに敗れ、戦死しますが、グレミーの意志は生きていて、
ついにアクシズがコア3に衝突。


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コア3はえぐられ、壊滅的なダメージ。ハマーンは拠点を失い、ネオ・ジオンの敗北は確定します。



ハマーン戦死後、アクシズ本体は地球連邦政府に接収され、ネオジオンも解体させられましたが、
復活したシャアが総帥に就任し、ネオ・ジオンを復興させる。




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さらに地球連邦に恫喝を行い、アクシズを得れば和平すると騙し、
まんまと手に入れたアクシズ本体を使って、地球へと降下。
人類滅亡・地球寒冷化作戦を決行させます。><











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ブライト・ノア率いるロンド・ベル隊の活躍でアクシズは半分に分かつことに成功するものの、
1つは地球の重力に引っ張られ、急速降下!人類滅亡の危機へ!!















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だが、アムロの意志と死んだチェーンの意志が、サイコフレームの共振で世界中へ張り巡らすと、
敵味方関係なく、アクシズを押し返そうとする人々の束となって、とりかかります。
これが奇跡を呼び起こし、アクシズは地球から離れていきました。










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地球上から見えるアクシズの残骸。アムロ達、多くの命を犠牲にして、アクシズ落下は阻止されたのです。


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世界中、いたるところから見えるアクシズの最後。サイコフレームは共振を続け、巨大な環を形成します。





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人だけでなく、動物も・・・、   あ、あれ、見てない。(^_^;)











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かくして、質量兵器として存分に威力を発揮したアクシズでしたが、崩壊したあとは、「メビウスの環」として、
世界の人々に向け、「人の優しさ」をみせていき消滅したのでありました。







アクシズは、ジオンの残党組織の中でもっとも中心的、まさに「枢軸」とでもいうべき存在でした。
巨大隕石基地としてもその外観はインパクト大でしたし、隠匿生活が生み出したとはいえ、
Z以降の時代を象徴するモノだったんじゃないかと思います。



では、またです。
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