今週の金曜ロードショーは、1979年12月15日に公開されたアニメ映画「ルパン三世 カリオストロの城」です。
主題歌はボビーという女性ボーカリストが歌う「炎のたからもの」。
オープニングとエンディングの2回に渡って流れるというスタイルです。
超高画質を謳っております。(^_^;) 恐らくデジタルリマスターされたモノに発色を良くした最良画質かと。
これはこれで、楽しみでございますね。
ルパンの劇場用作品は、いわゆる「複製人間」に続いての第2弾。
今作は、後のスタジオジブリである、宮崎駿が監督を勤めたことで有名な作品です。
宮崎監督は、旧・ルパン(緑ジャケット)の後半に参加、この作品の後には、
新・ルパン(赤ジャケット)の最終シリーズを担当したことでも知られています。
そんなわけで、今作のルパンは最も心優しく、円熟したおじさんで、ヒロイズムな一面を持つ泥棒さんです。
モナコの国営カジノから金を盗んだルパンと次元。追っ手をかわし、逃走しまくります。
ところが、お札は全てゴート札と呼ばれる精巧に造られたニセ札だったことから、派手に捨てます(笑)
ああ、もったいない。(^_^;) でもニセ札じゃ価値ありませんからね。ルパンはゴート札の出所であろう、
カリオストロ公国へ入国します。壮大な物語は、ここに始まるのであります☆
オープニングのスタッフロールから、ルパンの愛車「フィアット500R」と少女。(^-^)
ルパンが乗る車というと、「メルセデス・ベンツSSK」というクラシックカーが有名ですが、
ここでは終始、フィアット500Rです。旧・ルパンの後半もベンツからこっちに乗り換えてましたね。
回想シーンで登場する「メルセデス・ベンツSSK」。
このことからも、本作のルパンは最も年を食ったルパンだということがわかります。
お花畑と、フィアット。(*^-^*) 恐らく当時の制作スタッフの好みなんだと思いますが、
実は今という時代には小型自動車は合っているかもしれませんね。
でも、中身はスーパーチャージャーを装備した化け物です。w(゜o゜)w 大火力で爆進しますっ(笑)
冒頭のカーチェイスシーンから、もう見応えたっぷり!ガンガンじゃんじゃんやっちゃいます!!!(≧ω≦)/
カーチェイスの最中に、木々を突っ切り、鳥さんが通り抜けたところ。(^_^;)
こんなところを細かく観ると面白いかも♪
さて、ヒロインのクラリスさんです。可愛いですね。 急死した大公の娘で、
カリオストロ伯爵の政略結婚を迫られて逃亡したところ、ルパンと出会うのであります。
カリオストロ伯爵。今回のラスボスですね。大公亡き後の公国の摂政を行なうかたわら、
公国の独裁を狙い、クラリスを手に入れようと画策します。
暗殺部隊の「KAGE」とか、独特な軍備で強固に暗躍。
峰不二子。不二子は別の狙いで、カリオストロ伯爵に近づきます。
あまり出番は多くないですが、バイク乗りまわしたり、テレビクルーになったり大活躍!
最後はおいしいとこどりです。
十三代目石川五ェ門。
こちらもあまり出番は多くないですが、有名な台詞「またつまらぬものを斬ってしまった」は、ここでも健在。
ルパンの良き相棒の次元大介。大火力の武器も手に入って、終始うれしそうですね(笑)
ルパンのライバルたる、銭形警部も登場します。ここでは、最も武骨でかっこいい銭形が見られます。
あと、銭形と共に行動する埼玉県警にも大注目です。(^_^;) 異国でも活躍する最強警察に敵はない!(≧▽≦)/
劇中の好きな1シーン。伯爵に幽閉され囚われの身のクラリスに、ルパンが手品で励ます場面。
ああ、心が盗まれてしまいそうっっっ!!!
史上最高の冒険活劇として、永遠なるおじさまへの憧れとして。
何度でも何度でも観ていきたい名作です。
「きっと、きっと、また会えるわ」
ええ、もう何度でも!(・ω・)ノ
では、またです。
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