第二期ウルトラシリーズの最後を飾るのが1974年に始まった「ウルトラマンレオ」です。
今回は、40話をAパート、Bパートに分けて、Aパートの方をお伝えします。
 
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故郷のL77星をマグマ星人に滅ぼされたレオは、地球を第二の故郷とし、
スポーツセンターのインストラクター「おおとり ゲン」として過ごしていたある日、マグマ星人が地球に来襲し、
ウルトラマンタロウの後任としてついていたウルトラセブンは敗北。変身機能を失ってしまう。
セブンこと、モロボシ・ダンは防衛組織MACの隊長でもあった。
 
かくして、まだ未熟だったレオはダンのスパルタ特訓を受けながら成長していく物語としてスタート。
 
恋人の百子さん。親友でスポーツセンターの同僚のタケシ。途中、センターの通う幼い兄妹で、
両親を失いながらも、ゲン達に支えられ生きる梅田トオルと妹のカオルという仲間に囲まれ、
ストーリーは路線変更しながらも進んで行きました。
 
 
 
1974年と1975年の年末年始をまたいだ、ウルトラの星と地球衝突の危機を救った功績から、
レオと弟のアストラは、ウルトラ兄弟入りを認められ、ようやく一人前の戦士として成長したゲン。
 
そんな中、最終シリーズとして幕を開けるのが、恐怖の円盤生物シリーズであります。

 
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円盤というのは、いわゆる「空飛ぶ円盤」のことです。元はアメリカ人のケネス・アーノルドが、
UFOに遭遇した際の証言として、「コーヒーの受け皿みたいなものが飛んでいた。」という表現が、
フライング・ソーサーとして日本で翻訳した時に、「空飛ぶ円盤」として広まりました。
なので、実は日本独特の発展した言葉なんですね。
 
ゆえに「空飛ぶ円盤」は宇宙人の乗り物という認識が強いのでありますが、
このレオにおいては、円盤は怪獣とは一線を隠す新たな生命体だった。という解釈で登場するのであります。
 
 
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サブタイトル。いきなり防衛組織MACが滅びることが示唆されています。
この回はウルトラシリーズ史上、もっとも過酷なストーリーとして語り継がれています。
MACの本部は衛星軌道上に浮かんでいる、宇宙ステーションであります。
 
 
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シルバーブルーメは今回登場の円盤生物。ブラックドームは次回登場の円盤生物です。
ブラック指令は、敵の親玉である「ブラックスター」から地球へ派遣された司令官の男で、
毎回ラストに次の円盤生物を呼ぶというパターンを最終回直前までとっています。
 
 
 
 
 
 
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ブラックスターから円盤生物第1号シルバーブルーメが飛び立つシーン。
風鈴のようなクラゲのような、透き通った体をしています。
 
 
 
 
 
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MACの本部であるステーション。今日も地球を防衛するため、機能しています。
ゲンたちは、地球と本部を戦闘機のマッキーで往復しています。
 
 
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ステーション内では、松木隊員の誕生日パーティを開いていました。
 
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かんぱーい!
 
グラスが1970年代な姿をしていますね。昔の作品は、当時の文化や生活を垣間見えるからいいですね。
 
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「松木君。誕生日おめでとう。」なぜかいきなり髭を生やしているダン隊長。
いつもは厳しくとも、こういう場では笑顔です。
 
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主人公のおおとりゲン。さわやか笑顔です。
 
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誕生日を迎えた松木隊員。ちなみに演じる藍とも子さんは、メカゴジラの逆襲でヒロイン役として出ています。
 
 
 
 
 
 
 
 
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幸せなムードが一転。警報装置が鳴り響きます!
 
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慌ててレーダーを観測。何かが急速接近していることが判明。対処しようにも間に合わず激突します。
 
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衝撃は凄まじく、各所が次々と破壊していきます。隊員も全員吹き飛ばされます。
 
 
 
 
 
 
 
 
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円盤生物シルバーブルーメが、もうMAC全体に取り付いていました。
触手が無数に伸び、全体に絡みついています。
 
 
 
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触手は本部を突き破り内部に侵入。攻撃するも歯が立ちません。
ダン隊長は、全員にマッキーで脱出することを指示、退避命令を出します。
 
 
 
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ウルトラセブンとして博識であるダンは、ゲンに「これはブラックスターからの円盤生物の襲撃だ!」と言います。
何が何でもゲンだけは生きろ。と、ダン隊長。MACが歯が立たずセブンも変身できぬ今、
戦えるのはウルトラマンレオだけだからです。
 
 
 
 
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他の隊員は、マッキーに乗って脱出を図りますが・・・。
 
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シルバーブルーメの触手に絡み取られ、隊員達の絶叫を残し、全員飲み込まれていきます。
 
 
 
 
 
 
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「MACの最後は俺が見届ける。お前はレオに変身して脱出しろ!」
躊躇するゲンをダンは殴りつけ、ウルトラセブンのメインテーマがバックに流れる中、さらにつづきます。
 
「お前はレオだ!不滅の命を持ったウルトラマンレオだ!お前の命はお前だけのものではない!」
「そのことを忘れるな!・・・行けぇぇっっ!!!
 
 
ダンは崩壊するMAC本部と共にいずこかへと消えていき行方不明になりました。
 
 
 
 
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MAC本部は全て飲み込まれ、シルバーブルーメを背景に変身するウルトラマンレオ。
 
 
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レオは倒そうとするものの、シルバーブルーメはレオを振りきり、地球へと逃げていきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
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一方、町中では、ブラックスターから派遣されたブラック指令が暗躍していました。
全身黒づくめの不気味なシルエット。終末を感じさせる男です。
 
 
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東京上空に突如出現したシルバーブルーメ。戦闘形態に変形になっています。
人々は驚き、逃げていきます。
 
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そして、デパートの上に圧し掛かるシルバーブルーメ。
 
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その頃、デパート内では大勢の買い物客で賑わっていました。
百子さん、タケシ、梅田カオルもその中にいたのです。
 
 
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無情にもデパートを破壊するシルバーブルーメ。大勢の命が消えていきます。
 
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逃げ遅れたカオル達は、瓦礫に阻まれます。そして・・・。
 
 
 
 
 
 
 
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ブラック指令は、エネルギーを使い果たしたシルバーブルーメに撤退命令を出します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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緊急に設けられた救護所。まるで野戦病院のようです。多くの負傷者が運ばれています。
そこには、MACの服装のままのゲンもいました。
 
 
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そこへ、カオルと百子、タケシを捜しに来たトオルとバッタリ会います。一緒に捜索する二人。
 
 
 
 
 
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そんな二人をたまたま救護に来ていた看護士の美山咲子が見かけます。
彼女はおおとりゲンと以前からの知り合いで、後の重要人物としてゲン達に関わります。
 
 
 
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一向に見つからない中、まさかとは思いつつも念のためにと、死亡者リストへ。
 
 
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カタカナ交じり。イニシャル。苗字だけ。などなど、かなり緊迫した名前のリスト。
 
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名前を黙々と見続ける二人。やがて、発見します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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ゲンの親友、同じスポーツセンターのインストラクターのタケシの死亡を伝える現実。さらに。
 
 
 
 
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ゲンの恋人、百子さん。彼女も犠牲になっていました。・・・そしてトオルにとって最もつらいことが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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一文字ずつ、カオルの名前が映し出されます。(;_;)かつてこんな哀しい表記があったでしょうか?
 
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「お兄ちゃーん!」    もう、その声を聴くことはできません・・・。
 
ちなみに、カオルを演じていたのは、子役時代の冨永みーなさんです。
 
 
 
 
 
 
 
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壁に突っ伏し、静かに嘆くトオル。ゲンはかける声も無く、ただ肩に手をかけるしかできなかった。
そんな二人を美山咲子が見守る。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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こうして、ゲンとトオルは、MACやスポーツセンターといった、かけがえのない仲間を全て失った。
ゲンは、ダン隊長の言葉を思い出し、この新しい敵、円盤生物と命ある限り戦うことを誓うのだった。
 
 
というところで、Aパートは終わりです。
 
 
 
 
おまけ
 
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39話で流れた次回予告の映像から。40話本編では使用されていないシーンです。
実際のシルバーブルーメはレーダーで捕捉して直後に激突しているので、
のんびりした速度のこのシーンはボツになったのでしょうね。
 
 
 
 
 
レオはこれから幸せになるぞ。という時にどん底に落とす展開。
ここからゲンのたった一人の孤独な戦いが始まるのです。
恐怖の円盤生物シリーズの幕開けはこんな感じです。
Bパートではシルバーブルーメとの決着をお伝えします。
 
 
では、またです。
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