今夜のテレビ東京で、いきなり放送していたので視聴しました。
1972年公開の「男はつらいよ」シリーズの9作目。「男はつらいよ 柴又慕情」です。

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フーテンの寅こと、車 寅次郎は、相変わらずその日暮らしでプラプラ旅に出ていましたが、
不吉な夢を見たことから、慌ててとらやに戻るものの、自分の部屋が貸間になってたことに怒り、下宿を探す。
ところが不動産屋が案内したのが結局とらやだったことから、またもや大喧嘩に大騒動。(^_^;)

怒った寅は旅に出て、そこで出会った3人娘と仲良くなる。
その中の1人、吉永小百合演じる「歌子」に惚れた寅次郎。歌子も気を良くし、とらやに遊びに来るようになった。
歌子は小説家の父親と二人暮し。実は歌子には好きな青年がいたが、父を1人置いていけないと悩んでいた。
父を心配するあまり、結婚を諦めかけている歌子。一方、歌子に熱を上げている寅は、歌子の真意を知り、
またまた失恋するものの、優しく力強くバックアップするのだった。


「男はつらいよ」の基本的な流れはシリーズ共通で、前半はとにかくコミカル。大笑いすることうけあいです。
そして後半は、いつものように片思いで終わりますが、男・寅次郎はマドンナの味方。応援するのであります。

吉永小百合さんは、いつまでも果てしなく綺麗な女優さん。
一応野球では、西武ライオンズのファンである私は、同じファンの吉永さんに親近感を覚えます。


男はつらいよシリーズは、寅次郎を演じた渥美清さんが死去したことで事実上、終結しましたので、
もう作られることはないのが残念なところですが、昭和という時代と下町人情が溢れた良き作品です。
一連の作品を観て、大いに笑い、ほろっとしたいですね。

では、またです。
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