社団法人「日本映画テレビ技術協会」が毎年行っている映像技術賞のアニメーション部門に、
2016年度放送の「魔法つかいプリキュア!」の後期エンディングが受賞されたそうです!
プリキュアシリーズのエンディングは、フレッシュプリキュア!からフルCGになりましたが、
手探り状態で制作し続け、年々進化していくCG技術が遂に評価されたというところでしょう。
というわけで、映像面での絵をいくつか見ながら、後期エンディングをふりかえってみましょう☆
人物の立体的なCG。本編のアニメ調でありながらもしっかりと3Dなところが毎度すごいです。
しかも大変なめらかに自然にお動きまくります。美麗なのも言うまでもなく♪
後期エンディングは背景の変化も起伏に富んでいてすごいです。
今日は晴れが良い♪という歌詞に合わせて、背景の夜が、
メリーゴーラウンドのごとく、あっという間に日中の晴れに。o(^-^)o
レインブーツでしょ、あめがいいと来れば、あめの空模様に。
うむ、まちがいないですな。(・ω・)
そして歌がサビにさしかかると、この踊っていた舞台が超高速回転していくのもすさまじい!
すごすぎて視聴環境によってはちょっとブロックノイズが発生するかもしれないほど!(^-^;
宇宙へ行きます。ええもうダイナミックです。
三角の虹!
ピンクのプール!
と、多少不思議な歌詞が心地よく展開しながら、ダンスしまくるのが大体の内容。
背景の地球に踊る舞台に登場人物にホウキなどの小物と、
それぞれが動きまくる構成。きっと技術的にすんごいことをしまくっているのでしょうね。
魔法つかいプリキュア!と美しくクロージング。
去年の当ブログでトップ画像にも使っていたりで、実はいたくお気に入り。
そしてもうひとつ。
この後期エンディングは本編の月ごとに映像内容を変えてお送りしていました。
前半部分はすべて同じ映像構成。 異なるのは後半部分です。
最初の宇宙銀河は7月。
8月は、背景が夜明けの海です。
全体的な動きはみんな共通なのですが、カメラワークを思いっきり変えたりしているので、
とても新鮮だったり。
ラストは泡がたくさん。海海海ですね。
9月は舞台がケーキになっていました。(^-^;
イチゴのショートケーキは最高です☆
10月はハロウィンと映画のキュアモフルンが重なったこともあり、
パンプキンなケーキにモフルン主役に。
そう。モフルンが主役なので終始モフルンだけを撮影!
プリキュアは足しか映っていません!(笑)
実にモフモフでモフルンなエンディングでした。
11月は最初の7月の内容を基にしたマイナーチェンジ。
地球の地表面がモフルンに?!
12月はクリスマスということで、9月バージョンにクリスマスなデコレーションで展開。
メリークリスマス☆
1月は最後ということで、宇宙をベースにこれまでのいくつかのエンディングをミックスした、
スペシャルな内容となっています。
というわけで、受賞を記念しての映像特集でした。
アニメのオープニングやエンディングは繰り返し観たり聴いたりすることを前提に制作される、
いわば作品としての「顔」なので、飽きずに何度でも視聴したくなるものが一番です。
プリキュアも長年培ってきた技術が一定の評価を受けたことで、
よりクオリティの高い、すんごい映像が作られていって、ますます楽しめることでしょうね☆
受賞おめでとうございます~♪(^▽^)/
では、またです。
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