昭和最後のウルトラマンである「ウルトラマン80(エイティ)」のコンプリートDVD-BOXが本日到着しました。
…本来は昨日到着の予定だったのですが、年末物量大作戦の前に1日遅れになったのであります。
師走は恐ろしいですのう。
ウルトラマン80は、1980年(昭和55年)4月2日から、翌年の1981年3月25日までの間、
TBS系列で放送していた30分間番組の特撮ドラマです。
第二期ウルトラシリーズの最後「ウルトラマンレオ」から、実に5年を経過しての作品。
レオから5年の間、過去シリーズ再放送などでリバイバルブームとなり、
1979年にはアニメ作品の「ザ☆ウルトラマン」を挟んでの、久しぶりな実写作品ということで、
当時は大いに盛り上がりました。
ただ、80以降で続くことはなく、
次のウルトラマンがテレビに登場するのは、16年後のことでした。
さて、DVD-BOXの方ですが、過去に登場したメモリアルボックスをさらに完璧にリーズナブルにしたのが、
今回のコンプリートボックスであります。
ようやく私でも何とか買えることができるようになったので、とてもうれしいです♪o(^-^)o
内容は、2つの箱に分かれた全巻ディスクと特典ディスク。全16枚のブロマイド。
詳細な解説書に、番組企画資料ブックです。
解説書は全55ページ。
オールカラーで、登場人物の紹介や、メカニックの解説に、全話解説、
スタッフインタビューなどなど、たいへんテンコ盛りな内容になっております。
桜ヶ丘中学校のコーナー。
主人公は中学教師でもあるため、このような解説もあり。
怪獣に対処する防衛組織「UGM」
「ユーティリィティ ガバメント メンバーズ」の略称です。
国連直轄の怪奇、怪獣専門のチームということですね。
メカニックもかなりカッコいいです。
企画書では、番組制作にあたっての方針、テーマなどなど、
その狙いの意気込みを。
ちなみにタイトルがウルトラマン80なのは、80年代の新しいウルトラマンという意味です。
1980年は70年代から次の世代へ!という未知の広がりがあったわけですね☆
もうひとつ、第一話の脚本も全部載っていたりします。
さてさて、ここで簡単にウルトラマン80の紹介をば。
主人公は長谷川初範が演じる「矢的 猛(やまと たけし)」
実は地球へ調査にやって来たウルトラマン80が地球人に変身した姿。
5年もの間、怪獣が出現していなかった地球に再び悪の兆しを感じ取る。
怪獣を生み出す土壌は人間の悪の心から生まれると考えた猛は、子供達に愛と勇気を教えることを決意。
中学教師として桜ヶ丘中学校に赴任した。
怪獣はすっかり過去のものととして、怪獣再出現を信じない人々の中、
UGMの隊長オオヤマだけは猛と同じように怪獣の再来を予見していた。
運命的なふたりの出会い。
そして5年ぶりに現れた怪獣「クレッセント」
ついに恐れていたことが現実に!w(゜o゜)w
猛はウルトラマン80に変身する!
変身するところは誰にも見られてはならない。見られたらM78星雲へ帰らなければならない。
なぜ帰らなくてはならないのか? …そ、それはわからないが、とにかく正体がばれたら帰ることになるのだ!
こうして、ふたたびウルトラマン対怪獣の戦いが繰り広げることになったのだ!
必殺技のサクシウム光線!
つまりスペシウム光線みたいなものである。
一件落着。
だが校長室に呼ばれて出向くと、UGMのオオヤマ隊長が!
なんと彼は猛をUGM隊員にスカウトしに来たのである。
以後、放課後と日曜日はUGM隊員という二足のわらじ…、ウルトラマンを含めると三足??
ともかくもUGMであることは校長と隊長と3人だけの秘密である。何かと秘密が多いウルトラマンとなった。
ウルトラマン80、矢的 猛の物語がこうして始まったのである。
そんなわけで、ウルトラマン80も入手できたので、機会があれば各話を取り上げたいなあ、と思います。
さて、このコンプリートボックスには特典ディスクが入っています。
新番組予告の映像とか、
2010年に30周年記念で開催した感謝祭の模様。
怪獣の造形のおはなしに、
ノンテロップの主題歌映像が収録。
こちらは前期オープニング。
後期オープニング。
そしてエンディング。
エンディングは前期後期共、同じ映像ですが歌は異なります。
ですが、この特典ディスクには前期しか収録されていませんでした。><
後期エンディング主題歌のノンテロップはなさそうです。(/_;)
12話までは中学教師編としてありますが、13話からはUGM隊員のみの活動となります。
これは学校での問題とUGM関連に怪獣などあまりにも多用で詰め込むのが難しく、
また実在の中学校のロケが日曜日にしかできないこともあったので、学校編は早期終了となったのであります。
学校編は結構好きだったりするので、ちょっと残念だったり。
番組の変遷もかなり行われたので、当初の想いと少し離れていったところもありますが、
子供と向き合った姿勢は一貫して描いていた点は、
愛と勇気を教えたいという猛の想いが残っていたことは良かったなあ、と思います。(^-^)
というわけで、ウルトラマン80でした!!
では、またです。
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。