1983年にファミコン本体と同時発売されたソフト。
我らがマリオさんのデビュー作です。

元はアーケードで登場した人気作。
1~4面の1画面固定型のアクションでした。
ファミコンではベルトコンベアの2面が削除され、1~3面の構成。
恐らく、ベルトコンベアだけ妙に難しかったので、バランスを取るためと推察。

ドンキーコングがレディという名前の女性をさらい、マリオが救出に行くというストーリー。
もちろんこの流れは、往年の名作「キングコング」からきています。

1面は建設中鉄骨だらけのステージで、ハシゴをよじ登りながら進みます。
ドンキーさんはタルを転がして妨害するので、ジャンプでかわします。
このジャンプで飛び越えた時、100点入るのでスコア稼ぎがプチ嬉しい。

途中にあるハンマーを取ると、一定時間ジャンプできないかわりに、タルを破壊できます。
高得点のチャンスというわけです。

2面はエレベータみたいなものを駆使し、生き物みたいに意思を持って動く火の玉に当たらないよう進みます。
この面での注意点はビョンビョンと大きく飛び跳ねているジャッキ。
タイミングを見極めないとかわせません。><

最後の3面で決着します。
おじゃま虫という名前の敵に注意しながら鉄骨を外しまくると
ドンキーさんは落下して、無事レディ救出。♥マークが出ておめでとう☆となります。
そして1面に戻って2周目こんにちは。昔のゲームはエンドレスで続くのであります。

マリオがヒゲ面なのは、当時の少ないドット数で「顔」を表現するためのアイデアです。
鼻を作り、その下にヒゲを蓄えれば、口は描かなくてもヒゲの下に口があるとわかりますからね。
限られた状況の中だと、人は優れたものを生み出せるものだということで。

では、またです。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック